SL鉄道模型トレインスコープ
2013年7月20日
講談社のシリーズは完成記念に毎回トレインスコープを作成しています。
昭和の鉄道模型、鉄道模型少年時代に引き続き今回も小型ビデオカメラを車両に搭載して撮影しました。
私がいつもやっているのは通常のトレインスコープのようにライブ映像を小型カメラで撮影してそれを無線で飛ばして受信した画像をビデオに録画するやり方ではなく小型ビデオカメラのSDカードに直接画像を録画するやり方です。
今回使用したのはこちらのビデオカメラです。
動画は1920×1080pixのFULL HDで撮影できますただしフレームレートは20FPSで通常のテレビの30FPSより少し劣ります。
なおFULL HDといってもレンズ、撮像素子は通常のビデオカメラに比べると劣るため画質に関してはかなり落ちます。
比較のため今まで使ったビデオカメラのキャプチャー画像です。
左が昭和の鉄道模型(縦長で撮影したためトリミング)、真ん中が鉄道模型少年時代、右が今回のSL鉄道模型です。
今回のカメラはレンズが先に付いているため運転席からの画像を撮影できます。
サイズは縦60mm 横30mm 厚み16mmで横幅が大きいのでそのまま運転すると邪魔になるストラクチャーがあります。
ストラクチャーの位置を調整すれば外周は何とか一周動かす事ができます。
なお転車台の引込線はストラクチャーとの間隔が狭いので一部通過できない箇所があります。
今回も動力車は鉄道模型少年時代の読者プレゼントのキハ2500型です。超低速走行が可能です。
キハ2500型のボディを外してカメラを両面テープで貼り付けます。
外周を撮影する時はカメラの方向を少し内側に振りました。
カメラを積んだ車両をそのまま転車台に乗せれるので車載カメラを転車台に乗せたまま回転させる事ができます。
ただしアーチはカメラの幅より狭いので外す必要があります。
動力車はPWM制御で超低速運行(周回5分位)が可能になっています。
外周はこの方法で超低速で撮影した画像を動画作成時に4倍速で再生してフレームレートを上げて滑らかな動きにしています。
SL鉄道模型レイアウトのトレインスコープです。
外周を時計回り、反時計回り、旅客駅の引き込み線、転車台の引込線の順で撮影しています。
転車台は今回のレイアウトが初めてで今までのトレインスコープにはなかったおもしろい映像が撮影できたと思います。
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