警報機の点滅装置改良
2010年3月13日
電動遮断機の警報機のLEDが切れたので原因を調べてみると点滅装置のオンオフ制御を遮断機のスイッチで行っていますが、オンになった瞬間にLEDの許容量を越える電流が流れたためのようです。
そこでCRD(定電流ダイオード)を使って必要以上に電流が流れないようにします。
加えて今まで警報機の接続切断を点滅装置の電源に対する行っていましたが今回LEDに流れる電流の接続切断で行う事にしました。
CRDの定格は使用するLEDや電源の電圧で変わってきます。
今回遮断機の点滅は5Vの電源を使用しておりLEDの許容電流は20mAのものを使っています。実際に計測するとLEDひとつの場合2.5mA程度流れます。
対面の遮断機のLEDと並列で接続するため5mA程度流れる計算になります。
実際は4個のLEDが接続されますが2個づつ交互に点滅するため4倍にはならないはずです。
今回少し余裕をみて10mAのものを使用しました。
点滅装置に組み立てに関してはこちらの記事を参考にしてください。
点滅装置のオンオフ制御に関してはこちらの記事を参考にしてください。
点滅装置の回路図を以下のように変更しました。
今まで直接LEDのアノードを接続していた場所にCRDのアノードを接続してCRDのカソードを遮断機のスイッチにつなぎます。
遮断機のスイッチのもう片方を全てのLEDのカソードにつなぎます。
CRDは前回のユニバーサル基板の空いている場所に実装しました
実際に基板に実装したところです。
緑で囲んであるのがCRDでカソードマーク(水色矢印)が基板下側(電源と反対側)にくるようにしてください。
作業用倒立脚の設置
レイアウトに遮断機が設置してあるため木製ベースの裏側の作業が非常に困難になります。
そこでボルトで脚を作り木製ボードを裏返して置けるようにしました。
使用するボルトは8mm×100mmのもので今回5本使用しました。
木製ボードには照明用配線の穴がいくつか開いているのでこれを利用しました。
各ボルトにナットとワッシャーをセットします。地面パネルは紙製なのでここに接する所にはワッシャーを入れておいた方が良いと思います。
緑の部分を30〜35mmで合せておくと後で脚の長さを調整しやすくなります。
木製ボードの高さが35mmなのでレイアウトを正しく置いた時にボルトが床面に付かないような長さにしておきます。
今回写真の位置の穴にボルトを入れました。
中央部の分校校舎の穴はベースの木枠に近いのでナットで固定する事ができません。
またコントローラの位置はプラスターが盛ってあったりコントローラ部分が低くなっていたりするのでこの部分は止めても構わないと思います。(ただしボルトの位置が偏るため不安定なると思います)
ちなみに今回下の写真のように余ったスチレンボートでパネルの高さを調整しています。
全てのボルトを差し込んだら木製ボートを裏返してナットで固定します。(中央部の分校校舎を除く)
後はガタつかないよう裏表のナットで調整しておきます。
今回このお陰で木製ボードの裏側の作業が非常に楽になりました。
ただしボルトの位置に建物が建つとボルトを撤去しなければなりませんのでこの倒立脚が使えるのはまそれまでです。
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