リトラクタブルライトが下がってくる方へ
2013年3月12日
3月13日改訂


 ディアゴスティーニの週刊トヨタ2000GTも本日をもって65号完結を迎えました。
 思えばこのシリーズ、ディアゴスティーニが企画した2000GT試乗会にも行きました。
 その時ディアゴスティーニに望月さんに頼んでおいたワイヤーホイールもオプションとして出されるようです。

 みなさんリトラクタブルライトが開いた状態にならずすぐに下がってきてしまうという事をおっしゃっています。
 ご多聞に漏れず私のもそうですが最終号になんとかなるかと思っていましたがどうもそうでもなさそうです。
 左右のライトをつなぐロッドにレバーのようなものがあるのでこれで室内から操作できるのかと思っていました。(アンダーカウルのピンで操作するんですね)

 実車なら走行中にライトが閉じてしまったら危なくてしょうがないです。
 最終号を組み立てる前にまずこれを何とかしてみたいと思います。



 ICなどを買うと付いてくる足を保護するスポンジを使います。
 これを正方形(15mm角)にカットして片面に両面テープを貼っておきます。
 なければ普通のスポンジを厚さ5mm、15mm角に切ってもいいと思います。(色は我慢してください)



 これをリトラクタブルライトのロッドとエンジンコンパートメントの間に詰めます。
 両面テープでエンジンコンパートメントに貼り付けます。
 隙間が狭いのでピンセットで押し込まないと入っていきません。(綺麗に貼りつけるのは無理です)



 片方だけでも大丈夫そうでしたが一応反対側にも同様の処理をしておきました。
 最終号を組み立てた方はフロントアンダーカウルを外せばこの処理ができると思います。
 なお後日、この方法はあまり効果がなくもっと簡単で確実な方法が分かりましたのでそちらを参照してください。



 一応開いた時と閉じた時の状態です。
 軽く開け閉めができ開いた状態もちゃんとキープできます。(もちろんアンダーカウルのピンで操作できます)

 最終号のお楽しみのひとつにどんなパーツが残るかというのがあります。
 毎シリーズ何らかのパーツを付け忘れてしまいます。



 今回はこんなものが残ってしまいました。
 フロントグリルです。
 フォグランプユニットに付け忘れていたようです。

 フロントアンダーカウルとフォグランプユニットを外しただけで無事装着でき大事には至りませんでした。
 という訳で無事完成です。(完成写真はお見せするほどのものではないので・・・・)



 リトラクタブルライトの開け閉めをしていて気が付いたのですが開けた時何かにひっかかってるようでそれで下がってこないような気がします。
 昨日行ったスポンジによる改良も多少効果がありますがむしろこちらの方の影響が大きいような気がします。



 フロントアンダーカウルのこの部分がリトラクタブルリンクカバーに接触してリトラクタブルライトが下がるのを防いでいるみたいです。
 私と同様、多くの方はこのおかげでライトが下がらなくなっているのではないかと思います。

 それではフロントアンダーカウルを取り付けた方でもライトが下がってしまうという事をよく聞きます。
 おそらく丁度上げた位置で接触しないのではないかと思います。
 その改善方法を考えてみました。



 リトラクタブルリンクカバーにビニルテープを貼ります。
 目立たないよう黒いテープを使ったので見にくいかも知れませんがカバーより数ミリ前に出して貼り付けます。
 左右のカバーに行います。
 個体差があるので1枚では接触しないかも知れませんが、その時は数枚重ねるとかもっと厚いテープを使うとかしてください。

 私の場合もともと接触していたので開ける時にちょっと力が要るようになりましたが確実に固定されるようです。(閉める時にも多少力が要るようになりました)
 おそらくアンダーカウルでライトを下げないのは意図した設計ではないかも知れませんが偶然にもその効果があるようです。
 しかし63号の組み立てガイドに下がった時の対処方法が記載されていますがこれで取り越し苦労された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 私は63号のこの部分は読んでいませんでしたが、アンダーカウルを取り付ける前にチェックしたので昨日はスポンジでの対応をしてしまいました。

 なお私の場合は元々大丈夫だったのでこれで確実に直る保証はありませんがテープを貼るだけなのでライトが下がって困っていらっしゃる方は試してみてはいかかでしょうか。

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