SL鉄道模型ポイント電動化(ロボゼロボード編)
2013年1月13日
SL鉄道模型のポイントの電動化ですが残っていた引込線の分岐ポイントの電動化を行いました。
設置は前回の設置行った方法とほぼ同じです。
サーボの向きが前回と違うのでロッドのサーボホーンへ引っ掛けるカギの向きが異なっています。
今回の動作テストはロボゼロのコントロールボードで行ってみます。
ロボゼロのコントロールボードは前回の転車台の実験で使用しています。
車両の制御のためサーボをひとつ追加します。
サーボで車両の制御を行う方法はこちらを参考にしてください。
車両用サーボをSV23にポイントのサーボをSV22〜SV20に接続します。
ロボゼロのコントロールボードで制御するためサーボIDや通信速度は工場出荷のままで構いません。
今回のテスト用のレイアウトです。
レイアウトの左側を2重ループにしてポイント1とポイント2で外側と内側のループを切り替えます。
まず赤外線リモコンで操作できるようにします。
前回接続サーボの数が少ないと赤外線リモコンが誤動作したたためコントロールボードの電圧を少し上げていました。
今回はサーボを4個接続しているため規定の7.4Vで赤外線リモコンの誤動作はありませんでした。
赤外線リモコン用のロボゼロプログラムはこちらです。
リモコンの▲ボタンで時計回り、▼ボタンで反時計回り、●でボタン停止、>ボタンと<ボタンでポイント1,2切り替え、0ボタンと−ボタンでポイント3のを切り替えです。
ABCボタンでそれぞれの効果音のサウンドを鳴らします。
折角ロボゼロのコントロールボードを使っているのでロボゼロプログラムで自動運転を行ってみます。
自動運転用のロボゼロプログラムはこちらです。
今回はポイント1,2でレイアウトの外周折角ロボゼロのコントロールボードを使っているのでロボゼロプログラムで自動運転を行ってみます。
最初数周、外側を時計回りに回ってポイント1,2を切り替えて内側を走行するようにします。
再び外側に戻して反時計回りに数周走行してポイント3を切り替えて引き込み線に車両を入れます。
引込線で数秒停止して発車ベル(効果音サウンド)と共に出発するというプログラムの流れです。
今回はNATOCのカメラを使っていないので列車の制御はタイマーを使ってコントロールしています。
制御するタイミングはプログラムのタイマーの値で調整しています。
そのためプログラム開始の車両の位置と走行速度は一定にしておく必要があります。
赤外線リモコンの場合、ポイント1とポイント2は同時に切り替えていましたが車両が左側の2重ループで行うと電源が供給されなくなりポイントを切り替えるタイミングが難しくなります。
このため自動運転プログラムではタイミングを少しずらして切り替えています。
リモコンと自動運転のプログラムで使っているサウンドはNATOCで提供しているサウンドファイルをロボゼロ用に加工して51番ファイルにしてSDカードに転送してます。
実際に動作させた動画です。
ロボゼロのコントロールボードを使った場合はサーボとの接続が簡単に行う事ができます。
自動運転はセンサーがないのでタイミングが難しいですがその分工夫する必要があり面白いと思います。
工夫次第で結構凝ったプログラムも作る事ができると思います。
ロボゼロのコントロールボードをロボゼロ以外に使用していますのであくまでも自己責任という事でお願いします。
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