シリーズ盆ラマ 第2弾「田舎の駅」
2011年12月28日
盆栽のようなジオラマ略して「盆ラマ」、前回のバスコレ走行ユニットで盆ラマ に続いて第2弾を作成しました。
今回はちゃんとNゲージのレールを使って車両を走らせます。
ただ通常のNゲージのレイアウトと違って盆ラマサイズで走らせるためちょっと手の込んだ事をやっています。
ちょうど1年前に鉄道模型少年時代のバスを動かした時に使った装置でNゲージ車両を往復運転をさせます。
通常の周回するレイアウトよりコンパクトにできそうです。
まずレイアウトのメインストラクチャーを決めます。
往復運動をするレイアウトなので二つの駅を線路でつないで往復運行するレイアウトが思いつきます。
ただ駅と駅の間隔が30cm(スケール比で実際は45m)くらいになってしまい、いくら盆ラマサイズとはいえあり得ない距離です。
ここは割り切ってホームの端と端を往復する風景を再現させる事にします。
そんなレイアウトにおあつらえ向きのストラクチャーが市販されています。
TOMYTECの建物コレクションの駅Aです。
田舎風の駅舎と約40cmのホームで構成されています。
ホームの長さが今回のレイアウトにちょうどいいサイズです。
今回は各パーツの詳細は別ページに分けています。
こちらを参照してください。
ストラクチャーをベース板に組み立てていきます。
このシリーズは接着剤なしで簡単に組み立てられます。
プラモデル感覚で組み立てられ、この作業はいつやっても楽しいです。
次にレールを敷いていきます。
レールは140mmのものを3本使います。
レールの施工方法はこちらを参照してください。
反転装置の詳細についてはこちらを参照してください。
今回はメインストラクチャーだけにしてあえて他のジオラマは作りこまずにシンプルにしてみました。(一応最小限のフィギアだけは置きましたが)
その代わりギミックを少し追加してみました。
二灯式信号機と鉄道模型少年時代のサウンドユニットです。
二灯式信号機の詳細についてはこちらを参照してください。
サウンドユニットの詳細についてはこちらを参照してください。
またついでにアクリルケースも作成しました。
アクリルケースに入れてみるとガラクタでも格調高く見えるものです。
今回の盆ラマ、ディスプレイケースも兼ねているつもりです。
アクリルケースの詳細についてはこちらを参照してください。
実際に動かした動画をYoutubeにアップしています。
サウンド機能で音声も再生していますが小型のスピーカーを使っているため聞き苦しい点はご了承ください。
なお音声部分のシーンはかなり小音量に加工しています。
このような形状のレイアウトを盆ラマと呼べるかどうか分かりませんがシンプルな中にいろいろな機能を詰め込んだ動くディスプレイケースといった所でしょうか。
反転装置と車両を同一電源にしようとしましたが、一緒にすると反転周期が早まります。
一応三端子レギュレーターを使って電圧の安定化を図っていますが電流の変化に反転装置が反応してしまうようです。
またなぜか蒸気機関車を走らせると反転周期が早まります。これも微妙な電流の変化が影響していると思われます。
今後の課題として反転装置を改良してこれらの安定化を図りたいと思います。
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