バスを動かすその1
2010年12月18日
講談社の「鉄道模型少年時代」ですが、今回のシリーズ車が数多く配布されています。
これだけ車があるとどれか動かしたくなるものです。Nゲージの車は大きいものでも全長3cm足らず動力を載せて走らせるは結構大変です。
ここは6号で配布された一番大きいバスを走らせてみます。
バスの動力として以前使ったBトレインショーティの動力ユニットを使います。
大きさ的に丁度いいかなあと思ってバスのボディにはめてビックリ、笑っちゃうほどピッタリでした。
このバス、この動力ユニットに合わせて設計したと思うくらいでした。(動力ユニットはKATOなのでそんな訳はありませんが)
今回使用したのはKATOの動力ユニット(11-106)です。
他の品番は試していませんのでピッタリ合うかどうかは分かりません。
バスを3つのパーツに分解します。このうち左のボディを使います。
動力ユニットはカプラーは要らないのでバネと連結器は外しておきます。(あまりにピッタリ入りボディから外せなくなったので、はめ込んだ後の写真です)
なお再びBトレインショーティの動力ユニットとしても使う場合はカプラーを外さない方がいいかも知れません。
動力ユニットをボディをに入れます。動力ユニットの底面がボディの下部より2mm位上になると思います
タイヤを外し車軸をカッターを切り取ります。
タイヤはバスらしく見せために取り付けるもので作業が面倒な場合やまた元のバスの状態戻したい時はパスしても構いません。
後輪はこのままだと飛び出すのでカッターでスライスして前輪と同じ厚みにします。
後輪があまり厚いと車体から飛び出しすぎてレイアウトに当たってしまいます。
タイヤを動力ユニットに万能ボンドで接着します。
台車を左右に振るとタイヤに干渉して当たるかも知れません。その様な場合は台車を左右に振って少しハの字になるように調整してください。
またタイヤと動力ユニットの隙間に薄いプラスチック板を挟んで接着しても構わないと思います。(面倒なのでやっていません)
4本ともタイヤを接着したら完成です。
まずはレイアウトを走らせて試運転です。
特に難なく走ります。タイヤがあまりはみ出ていると駅のホームにつっかかります。
その場合はタイヤをなるべく薄くして車体からあまり飛び出ないように調整してください。
また台車がタイヤに当たって左右に振れない場合はカーブを曲がりきれない事もあります。
その時はタイヤの角度を調整するかタイヤと動力ユニットの隙間に薄いプラスチック板を挟んで接着してください。
しかし本来このレイアウトを走らせるのが目的でないためまともに走らなくてもいいのですが・・・・
バスの循環路にレールを施工してレイアウトと同じようにループ走行させればよい訳ですが、今からこのレイアウトに周回レールを施工するのは無理なのでバスの走行する部分だけレールを施工する事にします。
バスを走らせるのはこのレイアウトの唯一の道路で駅前の遮断機からレイアウト前方の遮断機の部分です。
手持ちのTOMIXのFine Trackでレールの仮置きをします。
ここの部分にはストレートレールのS140と見にカーブレールのC140(30°)を組み合わせれば丁度合うようです。
レールの両端に車止めを設置します。駅前側は丁度いい所に街灯があったのでそれを利用しました。
手前側は両面粘着シートを2枚重ねて貼りました。
このレールにコントローラを繋いでバスを動かしてみます。
バスをレールの上に走らせただけなら普通の列車と変わらないじやないかと言われそうですが、一応ちゃんと走っています。(と開き直っています)
バスのボディとBトレインショーティの動力ユニットがピタット合ってしまった(のを発見した)のも何かの縁ですのでこの方式でしばらくやってみます。
今後は仮置きしたレールをフレキシブルレール等を使って目立たなくして本設置しなければいけません。
また手動での前進後進の切替操作は面倒なので自動的に往復させる事が今後の課題です。(TO BE CONTINUE)
目次に戻る