Flash Airの接続方法
2015年6月20日
2018年5月8日改訂
NATOC android版でFlashAirのGPIO機能を使ってAndroid端末からNゲージをコントロールする事が可能になりました。
今回はFlashAirの接続方法についてまとめてみました。
まず最初に行ったのは壊れたSD/microSD逆変換アダプターがあったのでこれを利用しました。
壊れたといってもフラットケーブルが断線しただけなので端子にリード線をハンダ付けをすれば十分活用できます。
使わない端子もありますが一応端子全部(9個)にリード線を付けておきました。
また端子どおしを結線するところもありますが外で接続しました。
リード線はリレーモジュールの入力端子IN1と白、IN2と黒、IN3と赤、IN4と橙、IN5と黄、青を3.3Vの電源、緑と灰をGNDに接続します。(紫は接続先なし)
接続するにはメスメスのブレッドボード用ジャンパーワイヤが便利です。
電源は3.3Vも必要なのでこちらの電源モジュールを使いました。
USBからも電源が採れて便利なようですが安いだけあって外部電源によって出力電圧は変動するようです。
接続する前にテスターで出力電圧を確認しておいた方が良いと思います。
ちなみに9Vの電源で安定した5Vと3.3Vが出力されました。
SDカードスロットルを新たに購入するならこちらのようなものがあります。
こちらの方がリード線をハンダ付けしやすいと思います。
次にハンダ付けなしてもFlashAirが接続できないかとこちらのものを今回購入しました。
スペックをちゃんと確認せずに購入したのでそのままでは使えませんでした。
FlashAirのGPIO機能のDAT1とDAT2が接続端子に接続されていません。
しかし3.3Vの電源レギュレータが内蔵されているのでわざわざ3.3V用の電源を用意する必要がなくリレーモジュール用の電源5Vひとつで済みます。
折角なので使えるように改造しました。
外部端子にはFlashAirで使っていないカード検出用の端子とCLK端子があります。
こちらをDAT1とDAT2に変更しました。
カード検出用の端子とCLK端子がそれぞれのプルアップ抵抗とのパターンをカットします。
DAT1とDAT2とパターンカットしたそれぞれのプルアップ抵抗に接続します。
DAT1とDAT2の端子は基板上のパターン(丸)にそれぞれ接続されていますのでそことハンダ付けをします。
5Vの端子を有効にして3.3Vのレギュレータを機能させるには左下のジャンパー用のパターンをハンダ付けします。
リード線はリレーモジュールの入力端子IN1と灰(SDO=DAT0)、IN2と緑(CD→DAT1)、IN3と紫(CLK→DAT2)、IN4と青(CS=DAT3)、IN5と白(SDI=CMD)、赤(5V)を5Vの電源、茶(GND)をGNDに接続します。
接続するにはメスメスのブレッドボード用ジャンパーワイヤが便利です。
電源はスマホの充電用ACアダプター(USBコネクター)を使いしまた。
FlashAirとリレーモジュールに供給するため分岐する必要があります(GNDも同様)
最近はこちらのものが販売されています。
DAT1とDAT2のピンもありますし電源がUSBで供給できるようです。
今回行った作業はハンダ付けによる作業が含まれ配線を間違えるとポイントおよびNゲージ車両の破損を伴いますのであくまでも自己責任という事でお願いします。
特にポイントは電流が数秒以上流れる続けるとソレノイドが焼き切れるので十分気を付けてください。
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