SL鉄道模型転車台電動化(ストラクチャー設置編)
2013年4月28日


 SL鉄道模型も残すところ後8号となったので溜まっていたストラクチャーを設置しました。
 また電動化した転車台とポイントを同時に操作できるように制御プログラムを統合しました。



 今回はストラクチャーをビス留めにしてみました。



 基本的には屋根を外して10mmのビスでネジ留めています。
 建築中の家は土台が紙製なのでこれは両面テープで貼り付けていますがそれ以外は全部ネジ留めです。



 引込線のプラットフォームは内側に合わせて加工した木材をレイアウトにビス留めしてその上にはめ込むようにしています。



 一応電飾したビルは配線してネオンが点灯するようにしました。



 転車台の自動停止用センサーは片方は小山に埋め込みもう片方は貨物駅のプラットフォームに埋め込んでいます。
 小山の方はフォーリッジを使ってもう少し目立たなくする予定です。

 センサーのケーブルは真ん中はGNDで両方のセンサーで共通なので途中で1本にまとめられます。
 また信号線はどちらも列車の進行方向が片方向しか検出する必要がないのでそれぞれ1本づつがセンサーの入力となります。
 従って2個のセンサーのケーブルは3本にまとめられコントロールボードに3Pのコネクターで接続するようにしました。



 転車台と電動ポイントの制御はarduinoを使って行います。



 転車台と電動ポイントのサーボの配線を行うためケーブルをひとつにまとめたものを作製しました。
 しました。
 転車台とポイント計4個のサーボを使うので3Pのケーブル付コネクター(オス)を芋づる式に接続してサーボと同じメスのコネクターを終端に接続しています。

 今まで転車台と電動ポイントのarduinoの制御プログラムは別々のプログラム(スケッチ)だったので同時に動かす事ができませんでした。
 今回それをひとつのスケッチにまとめました。
 電動ポイントやセンサーを使わない場合もこのスケッチが共通で使えます。

 今までのスケッチと同様に転車台の停止位置の調整が必要です。
 転車台の停止位置の調整はこちらの記事を参照してください。

boolean sensor = false; //センサーを使う時はtrueに変更
boolean auto_mode = true; //自動的に転車台を接続するのをやめる場合はfalseに変更
int sensor_level = 256;  //センサー感度(センサーの反応に応じて調整)
int point1 = 4; //ポイント1スイッチ=4PIN
int point2 = 5; //ポイント2スイッチ=5PIN
byte point1_servo = 4;  //ポイント1サーボID
byte point2_servo = 5;  //ポイント2サーボID

 電動サーボを使う場合はそれぞれのサーボIDをセットします。(上の例では4と5)
 電動サーボを使わない場合は0のままにしておくとポイント用スイッチの切替えチェックは行いません。
 なお転車台方向に切替えるポイントは2ヶ所ありますが同じサーボIDにしておき1つの切替スイッチで連動するようにしておきます。

 ポイント切替えスイッチはデジタル入力の4ピンと5ピンを使っています。
 違うピンに接続する場合は変更してください。



 実際にレイアウトで車両を動かした動画です。

     

 遮断機などの小物はまだ設置していませんが転車台周りの車両庫や給水塔などと車両がマッチしてなかなか雰囲気が出ています。

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