回転寿司の仕上げは「上がり」
2012年1月27日
盆栽のようなジオラマ略して「盆ラマ」、前回の回転寿司の仕上げを行いました。
メインのストラクチャー(茶ー)としてお寿司と言えば定番の「上がり」をレイアウトの中央に配しました。
ただ置いただけでは面白くないのでゆげが出ているところを表現したいものです。
模型用の発煙装置を使おうかと思いましたが、ただ撮影のためだけに購入するのは、ちょっともったいない気がしたので別の方法でやってみました。
最初は本当のお湯を入れたのですがあまりパットしませんでした。
ドライアイスが手に入ったのでこれを使ってみました。
ちょっとお茶のゆげにしては激し過ぎるような気がしますが。
レイアウトのレールとストラクチャーの間のベニアがむき出しなのでここを仕上げます。
高級なお寿司屋さんや料亭をイメージして石庭風に仕上げます。
まず鉄道模型少年時代で配布された白いバラストをベニア面に散布します。散布する前にボール紙を貼ってその上に木工用ボンドを塗っておきました。
散布した上から木工用ボンドの水溶液で固めようと思いましたが、十分そうなので止めました。(下手に散布するとダマになってしまうので)
ベースとバラストの間にボール紙を敷いたのは失敗した時に撤去しやすくするためと地面の肌地をグレーっぽくする効果があります。
バラスト撒いただけでは少し寂しいので庭に転がっている石を拾ってきて置きました。(木工用ボンドで接着)
そのままでも良かったのですがコントラストを付けたかったつや消しの黒をスプレーしておきました。
今回はネタを蒸気機関車に引かせたいと思います。
よく機関車で料理を運ぶレストランがありますがそんな感じです。
手持ちの蒸気機関車といえば昭和の鉄道模型の時買ったKATOのC50しか持っていません。
しかしこの機関車、まともには今回のスーパーミニカーブを走れません。
当初バンダイのBトレインショーティのD51の動力化を検討していたのですが今では入手困難なようで諦めました。
どうにかC50をこのレイアウトで走らせてみます。
動輪が(Cなんで)3つありますがこれを3つともレールの内側に入れるのは無理です。
そこで最後の動輪はレール外側にして走らせます。
こうすればちゃんと先輪もちゃんとレールに乗っかってくれます。
問題はテンダー車ですが連結部分が大きく外側に振られるのでそのままではつなぐ事はできません。
そこで思い切ってテンダー車を外す事にしました。
またこのC50はテンダー車からも集電する構造になっていますが、そのままだと停止区間をふたつまたぐ事になり今回のギミックには不都合になります。
テンダー車を外した連結部に通常の台車を加工した連結器を取り付けました。
模型としてはこのままでも動くのですが、実際テンダー車がないと蒸気機関車は走れません。
そこで炭つながりで今回新たなネタを購入しました。
スミイカはコウイカとも言ってよく寿司のネタとして出てきます。
今回購入したものがスミイカかどうか分かりませんがとりあえずテンダー車の代わりという事で。
このネタ、取られると機関車が走らなくなるので一応注意書きを貼っておきました。
またネタボタンでカウンターに停まらないようになっています。
実際に動かした動画をYoutubeにアップしています。
お盆代わりにいろいろなものを乗っけてみました。
まさにお盆ラマという訳です。
ちょっとインチキですが目的の蒸気機関車も走らす事ができました。
今回上がりのゆげにドライアイスを使いましたが、時間とお金に余裕があれば発煙装置をレイアウトに組み込んでみたいと思っています。
とりあえず今回の盆ラマはこれにて終了、(上がりで)お開きとなります。
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