子供の頃よくやったなぁ
2010年11月27日


 講談社の「鉄道模型少年時代」のレイアウト作りは佳境に入ってきました。
 樹木、自動車、フィギアでレイアウトも賑やかになってきました。
 しかしコントローラを置く場所には何もなくは殺風景です。



 そこでこの空き地で子供の頃よくやった遊びをやってみる事にしました。

 「缶けり」は全国どこでも(おそらく今でも)やっている遊びだと思います。
 缶けりは「かくれんぼ」をアレンジした遊びで鬼が隠れている全員を探し出せば一番早く見つかった者と交代できます。
 かくれんばと違うのは空き缶を地面に置いてその缶を見つかっていない者が蹴れば見つかっている者(捕虜)を逃がす事ができます。

 この缶けり、結構戦略的に要素があり好きな遊びでした。
 缶を蹴らずにじっと隠れていれば見つからずにすみますが、それでは面白くないので多少リスクを冒してでも缶を蹴りにいきます。
 また鬼も缶を蹴られないように缶から離れなければ良いのですがそれでは、一向に隠れている者を見つける事ができないのでこちらもリスクを冒して遠くまで探しに行かなければいけません。

 まず主役の空き缶を作ります。缶の大きさは直径8cm高さ10cm位なのでNゲージ換算すると0.5mm×0.7mmとなります。
 しかしあまり小さいと見えなくなってしまうので直径1mmのアルミ棒を2mmに切断して空き缶を作りました。



 スケールサイズで15cm×30cmとなりかなり大きめの空き缶になってしまいますが多少のディフォルメ許してください。
 缶けりをして遊ぶ子供たちはトミテックの情景コレクション ザ・人間 昭和の人々(B)を使いました。
 これは前シリーズの「昭和の鉄道模型を作る」で付属したフィギアを製品化したものだと思います。



 ひざまづいて墓石に隠れている子供は月光仮面の回にも登場した「乗る人々」の少年です。




 ただ隠れているだけなら平穏無事に過ごせますが、それではつまらないので多少リスクを冒して缶を蹴ろうとする。
 結局、大人になっても「缶けり」をしているのかも知れません。・・・とちょっと真面目な事を言ってしまいました。

目次に戻る