NATOCユーザ紹介
2009年8月24日


 今回はNゲージの自動制御にNATOCを採用して頂いているnatuki様のレイアウトを紹介します。
 natuki様は5機のポイント制御に加えてPWMで列車の速度制御を実現されているNATOCの熱心なユーザの方です。
 NATOCの機能をとことん使いこなして戴いてNATOCを開発した者としては大変感謝しています。
 以下は送っていただいたレイアウトの写真とnatuki様のコメントをそのまま掲載しています。



 ジオラマ(木炭パネル65cm×50cm)は、実寸1.2Kmの愛着がある地元の街道の町並みを60cmに縮尺し建物航空地図のベースの上に、発泡体の建物を配置し、ただし建物の着色や高さは、アートに創作しました。
 真ん中の道路は都道ですが、縮尺では視覚的にに狭くなりすぎます。  そこで、遠近法の距離感を出すために、東山魁夷の道のように、近くは拡張し、遠くは先細りにしました。
 ベースの地面はグリーンのフエルトを敷き詰め、左右の町並みの建物は発泡ボード片に貼り付けてあるだけなので、発泡ボードだけ着せ替えれば、ジオラマをリニューアルできる利点もあります。



 レイアウトの特徴は、NATOCの複数ポイントのレイアウトのポイント4個にポイントを一つ加えて5個のポイントにしました。実際には、ポイント2番に、新5番を連動させているだけです。
 NATOCは5番の電車も、位置認識をしてくれるので、Bトレイン2両のオモリ調整をすれば、ホームや待避線でもうまく停止もして、自動運転のプログラムバリエーションが増えたと自画自賛しています。
 欠点としては、連動負荷が重いのかポイント切替不完全が多発しますが、各ポイント変更の前のプログラムに1秒タイマーを加えれば、安定稼動します。

メディアクラフト・コメント
 ポイントが5機もあるとこれらの動作が重なってしまった場合、コントローラのTCS出力では電流不足でポイントが切り替わらない場合があります。
 その場合はポイント専用の電源(12V)を増設してください。
 またnatuki様のように複数のポイントを同時に切り替える時にポイント制御の間にタイマーを置くのもいい方法だと思います。

 他にもNATOCを採用されている方がいらっしゃいましたらこのコーナーでご紹介しますのでこちらにご連絡お願いします。


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