月光仮面
2008年7月6日


 昭和の「鉄道模型」を作るのレイアウトにぜひとも入れたかったのが月光仮面でした。
 しかし本物の月光仮面をレイアウトに入れるとなるとそれなりのリアリティが必要で、Nケージサイズで作るにはかなりの技術が必要となり私にできるとは思えません。
 またのどかな昭和の町を月光仮面がオートバイに乗り回しているのも現実性がちょっとありません。
 月光仮面は1958年に放映が開始されました。当時私は4才でした。
 当時の子供は風呂敷をマントにして近所を駆けずり回っていました。私もそのうちの一人だったそうです(残念ながら記憶にはありません)。
 そこで50年前の月光仮面になっている自分をレイアウトに入れる事にしました。  子供が月光仮面のマネをする訳ですから多少リアリティがなくても許されるでしょう。

 月光仮面といえば白のホンダのドリームC70を白く塗ったものに乗っていましたが子供は三輪車がバイク代わりです。
 Nゲージサイズの三輪車を探したのですが適当なものがみつからず自作する事にしました。
 戦艦大和を作るの余った金属部品を使いました。車輪は大和の窓の円盤で2mmなのでNゲージサイズに換算すると30cmとなりちょうど良いサイズです。


 赤のスプレーで塗装します。私は男の子なので真っ赤な三輪車に乗っていたとは思えませんが、レイアウトで目立つように赤くしました。


 子供の人形はTOMTECのザ・人間シリーズ乗る人々の電車の窓の外を見ている男の子を使いました。


 この人形はひざまずいているのでそのまま三輪車に乗せたら不自然です。可愛そうですが胴体を切断して180°回転させました。  頭は風呂敷をかぶっているので緑で着色しておきます。


 月光仮面の特徴でもある白のサングラスですが、穴がパンチされている金属板に白で着色して裏から黒のフィルムを張りました。  フレーム部分がどうしても太くなってしまいメガネというよりお面になってしまいました。
 風呂敷マントは唐草模様を写真用紙に縮小プリントして下の厚紙部分をはがしたものを使っています。


 昭和の「鉄道模型」を作るのレイアウトに置いてみました。


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