金環日食の立体画像
2012年5月21日


 2012年5月21日は全国で金環日食が観測されました。
 幸いこちらの地域は天候に恵まれ金環日食を撮影することができました。



 通常のデジタルカメラで撮影したためあまり鮮明ではありませんが、上の写真は撮影画像と等倍です。(撮影画像をそのまま320×240ピクセルにトリミング)
 参考のため撮影データを載せておきます。
  135mmズームレンズ+D5NDフィルター(減光率1/100000),ISO200,絞りf/16,露出1/60秒

 月と太陽は無限の遠方にあるため通常のステレオカメラで撮影しても立体画像になりませんがサンデーフォトスタジオを使って上の写真を立体画像にしてみました。
 実際は月が太陽の手前にあるので中の部分が手前にこなければいけないのですが金環ということで環っかが空に浮かんでいるイメージです。



 ステレオ画像(.MPO)を出力してスマートフォン(AQUOS PHONE IS12SH)で表示させてみました。
 環っかがかなり浮き上がって見えます。



 一応レンチキュラーレンズに表示させてみましたが、背景が真っ黒なのであまり立体感が得られません。
 レンチキュラーレンズは、背景と前景のずれで立体的に見せるので背景が単色だと不利です。



 上の画像はアナグリフ画像です。  この画像を見るには赤(左)青(右)メガネが必要です

 ステレオ形式(.MPO)のファイルはこちらからダウンロードにしてください。

 またサンデーフォトスタジオのデータをサンプルページにアップしましたので興味のある方はダウンロードしてみてください。

 立体画像を動画にしてYouTubeにアップしました。

     

 立体度を徐々に変化させ、だんだん手前に飛び出すようにしています。
 3Dの再生デバイスの切り替えは動画の下部をクリックして「3D」のアイコンを表示させ選択してください。
 動画の作成やYouTubeへのアップロードの方法はこちらを参照してください。

目次に戻る